Pythonの組み込み関数であるlist
関数の全ての引数、戻り値、具体的な使用例について解説します。
お邪魔しま~す。
今回はlist関数について教えてほしいです!
list
関数はリストを作成したり、リストに変換するための関数です!
具体的なプログラムも見ながら詳しく学んでいきましょう!
Pythonのプログラムにおいて、新しいリストを作成したり、既存のイテラブル(リスト、タプル、文字列など)をリストに変換したりするためにlist()
関数を使用することができます。
この関数は、リストを扱う際に非常に便利です。
初心者の方でもわかりやすく、具体的なプログラムの例を通じて解説します。
list()関数の概要
list()関数は、新しい空のリストを作成したり、既存のイテラブル(要素を反復処理できるオブジェクト)をリストに変換したりするための関数です。
これを使うことで、リストを簡単に操作できます。
list()関数の引数
list()
関数は以下のような構文を持ちます。
list(iterable)
iterable: リストに変換したいイテラブルオブジェクトを指定します。
list()関数の戻り値
list()
関数は、指定したイテラブルオブジェクトから新しいリストを作成し、そのリストを返します。
list()関数の例
具体的なプログラム例を通じて、
関数の使い方を理解しましょう。list()
例①
# 新しい空のリストを作成する例
empty_list = list()
print("空のリスト:", empty_list)
# 実行結果
# 空のリスト: []
この例では、list()
関数を使って新しい空のリストを作成しています。
例②
# イテラブルからリストを作成する例
string = "Hello"
string_list = list(string)
print("文字列から作成したリスト:", string_list)
tuple_data = (1, 2, 3)
tuple_list = list(tuple_data)
print("タプルから作成したリスト:", tuple_list)
# 実行結果
# 文字列から作成したリスト: ['H', 'e', 'l', 'l', 'o']
# タプルから作成したリスト: [1, 2, 3]
この例では、文字列とタプルからlist()
関数を使ってリストを作成しています。
例③
# イテラブルからリストを作成する別の例
range_numbers = range(5)
range_list = list(range_numbers)
print("rangeから作成したリスト:", range_list)
# 実行結果
# rangeから作成したリスト: [0, 1, 2, 3, 4]
この例では、range
から生成された数列をlist()
関数を使ってリストに変換しています。
list()関数の応用
list()
関数は、イテラブルからリストを作成するだけでなく、新しい空のリストを作成する場合にも使用できます。
また、リスト内包表記などを使って新しいリストを生成する際にもlist()
関数は役立ちます。
# 新しい空のリストを作成
new_list = list()
new_list.append(1)
new_list.append(2)
new_list.append(3)
print("新しい空のリスト:", new_list)
# 実行結果
# 新しい空のリスト: [1, 2, 3]
この例では、list()
関数を使って新しい空のリストを作成し、後で要素を追加しています。
list関数はこれまで出会ったことはあったんですが本当にいろんなことができるんですね!
空のリストを作成できるのは知らなかったです!
空のリストを作成する際には「変数名=[]」のような書き方がありますが場面によっては意図が読み取りづらい場面もありますよね!
list関数をうまく使えば柔軟な型変換を行いながら可読性の高いコードを書けるかもしれませんね!
まとめ
この記事では、Pythonのlist()
関数について解説しました。list()
関数は、新しい空のリストを作成したり、既存のイテラブルをリストに変換したりするための便利な関数です。
プログラムの例を試しながら、list()
関数の使い方をマスターしましょう。
リストの作成や変換において、list()
関数を有効に活用してみてください。
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