Pythonの組み込み関数である
関数の全ての引数、戻り値、具体的な使用例について解説します。len
こんにちは~!!
今日はlen関数について教えてほしいです!
len
関数はリスト、タプル、文字列などのオブジェクトの要素の数(長さ)を取得するための関数です!
具体的なプログラムも見ながら詳しく学んでいきましょう!
Pythonのプログラムにおいて、リスト、タプル、文字列などのシーケンス型のオブジェクトの要素の数(長さ)を取得するためにlen()
関数を使用することができます。
この関数は、シーケンス内の要素の数を調べるのに便利です。
初心者の方でもわかりやすく、具体的なプログラムの例を通じて解説します。
len()関数の概要
len()
関数は、シーケンス(リスト、タプル、文字列など)内の要素の数を取得するための関数です。
この関数を使用することで、シーケンスの長さを調べることができます。
len()関数の引数
len()
関数は以下のような構文を持ちます。
len(sequence)
sequence
: 長さを取得したいシーケンス型のオブジェクトを指定します。
len()関数の戻り値
len()
関数は、指定したシーケンス内の要素の数を整数で返します。
len()関数の例
具体的なプログラム例を通じて、
関数の使い方を理解しましょう。len()
例①
# リストの長さを取得する例
my_list = [1, 2, 3, 4, 5]
list_length = len(my_list)
print("リストの長さ:", list_length) # 5
# 文字列の長さを取得する例
my_string = "Hello, World!"
string_length = len(my_string)
print("文字列の長さ:", string_length) # 13
# タプルの長さを取得する例
my_tuple = (10, 20, 30, 40, 50)
tuple_length = len(my_tuple)
print("タプルの長さ:", tuple_length) # 5
この例では、リスト、文字列、タプルのそれぞれの長さをlen()
関数で取得しています。
例②
# 空のリストの長さを取得する例
empty_list = []
empty_list_length = len(empty_list)
print("空のリストの長さ:", empty_list_length) # 0
# 空の文字列の長さを取得する例
empty_string = ""
empty_string_length = len(empty_string)
print("空の文字列の長さ:", empty_string_length) # 0
空のリストや空の文字列の場合も、len()
関数を使って長さを取得できます。
len()関数の応用
len()
関数は、シーケンス内の要素の数を取得するだけでなく、条件分岐や繰り返し処理においても活用できます。
# リスト内の要素を走査しながら処理する例
my_list = [1, 2, 3, 4, 5]
for i in range(len(my_list)):
print("要素", i, ":", my_list[i])
# 出力
# 要素 0 : 1
# 要素 1 : 2
# 要素 2 : 3
# 要素 3 : 4
# 要素 4 : 5
この例では、len()
関数を使ってリストの長さを取得し、それを利用してリスト内の要素を走査しています。
ここで登場したrangeについての詳細は以下も参照ください。
なるほど!
こうやってlen関数とrange関数を組み合わせるとインデックス番号とリストの要素が同時に取り出せますね!
以前教えてもらったenumerate関数のような操作ができています!
その通りですね!
len関数を用いれば「ユーザー入力したパスワードが8文字以上か」をチェックするなど様々な場面で利用できます!
ぜひいろいろな使い方を試してみてください!
まとめ
この記事では、Pythonのlen()
関数について解説しました。len()
関数は、シーケンス内の要素の数を取得するための関数であり、シーケンス型のオブジェクトの長さを調べるのに非常に便利です。
プログラムの例を試しながら、len()
関数の使い方をマスターしましょう。
リスト、タプル、文字列などのシーケンス型のオブジェクトの長さを取得する際に、len()
関数を活用してみてください。
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