Pythonのbytes()関数の全引数・戻り値・具体的な使用例を解説!

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Pythonのbytes()関数の全引数・戻り値・具体的な使用例を解説! 関数メソッド辞典
Pythonのbytes()関数の全引数・戻り値・具体的な使用例を解説!
Pythonプログラミング逆引き大全

Pythonの組み込み関数であるbytes関数の全ての引数、戻り値、具体的な使用例について解説します。

ごまこ
ごまこ

bytes関数はどういった時に使うんですか?

ごまお
ごまお

bytes関数はバイナリデータを扱う上で便利な関数なんです!
それではbytes関数を使った具体的なプログラムを見ながら詳細を学んでいきましょう!

Pythonのプログラムでは、バイナリデータを表現するためのbytes()関数を使用することができます。

bytes()関数は、整数値や文字列などのデータをバイト列として表現します。

バイト列は、バイナリデータを表現するための不変なシーケンス型です。

初心者の方でもわかりやすく、具体的なプログラムの例を交えて解説します。

bytes()関数の概要

bytes()関数は、与えられたデータをバイト列として表現します。

バイト列は、バイナリデータを安全に格納・転送・操作するためのデータ型です。

不変なシーケンス型であるため、作成したバイト列は変更できません

bytes()関数の引数

bytes()関数は以下のような構文を持ちます。

bytes(source, encoding, errors)
  • source: バイト列に変換するデータです。整数のリストや文字列などを指定できます。
  • encoding: データをバイト列に変換する際のエンコーディングを指定します。デフォルトは'utf-8'です。(オプション)
  • errors: エンコーディングエラーが発生した場合のエラー処理方法を指定します。デフォルトは'strict'です。(オプション)

bytes()関数の戻り値

bytes()関数は、与えられたデータをバイト列として表現したオブジェクトを返します。バイト列は不変なので、作成後に変更することはできません。

bytes()関数の例

具体的なプログラム例を通じて、bytes()関数の使い方を理解しましょう。

例①

# 整数のリストをバイト列に変換する例
int_list = [65, 66, 67, 68]
byte_data = bytes(int_list)
print(byte_data)
# 出力: b'ABCD'

この例では、整数のリストint_listbytes()関数を使ってバイト列に変換しています。

結果として、バイト列b'ABCD'が返されています。

整数リストの各要素はASCIIコードに対応しており、65は'A'、66は'B'、67は'C'、68は'D'に対応しています。

例②

# 文字列をバイト列に変換する例
text = "Hello, World!"
byte_data = bytes(text, encoding='utf-8')
print(byte_data)
# 出力: b'Hello, World!'

この例では、文字列textbytes()関数を使ってバイト列に変換しています。

'utf-8'エンコーディングを指定しているため、文字列は対応するバイト列に変換されています。

bytes()関数の応用

bytes()関数は、バイナリデータを操作する際に非常に便利です。

特に、ネットワーク通信やファイルの読み書きなど、バイナリデータの取り扱いが必要な場面で使用されます。

例①

# バイト列をファイルに書き込む例
byte_data = bytes([72, 101, 108, 108, 111])
with open("data.bin", "wb") as f:
    f.write(byte_data)

この例では、bytes()関数を使ってバイト列b'Hello'を作成し、それをdata.binというファイルに書き込んでいます。

"wb"はバイナリモードでファイルを開くことを意味します。

ファイルにはバイト列が書き込まれます。

例②

# バイト列を16進数文字列に変換する例
byte_data = bytes([72, 101, 108, 108, 111])
hex_string = byte_data.hex()
print(hex_string)
# 出力: 48656c6c6f

この例では、バイト列b'Hello'hex()メソッドを使って16進数文字列に変換しています。

結果として、'48656c6c6f'という16進数文字列が得られます。

ごまこ
ごまこ

bytes関数を使うことでバイナリデータを自由に取り扱えそうです!
ファイルの読み込みにつかうopen関数と組み合わせればバイナリ形式のファイルも取り扱えそうです!

ごまお
ごまお

バイナリデータを直接Pythonから操作できると多くの情報を取り扱えます。
ネットワーク通信の制御といった分野でも使ってもらえるかもしれません!

まとめ

この記事では、Pythonのbytes()関数について解説しました。

bytes()関数は、与えられたデータをバイト列として表現するための重要な関数であり、ネットワーク通信やバイナリファイルの処理などでよく使用されます。

整数リストや文字列をバイト列に変換する方法を学びました。

プログラムの例を試しながら、bytes()関数の使い方をマスターしましょう。

バイナリデータの処理を行う際に、Pythonのbytes()関数を上手に活用して効率的なプログラムを作成しましょう。

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