Pythonの組み込み関数である
関数の全ての引数、戻り値、具体的な使用例について解説します。oct()
こんにちは!!
今日は組み込み関数のoct()
関数について知りたいんです!
oct()
関数は10進数の数値を8進数に変換するの便利な関数なんです!
具体的なプログラムも見ながら詳しく学んでいきましょう!
Pythonは、数値データを操作するための多くの組み込み関数を提供しています。
その中でも、oct()
関数は10進数を8進数に変換する際に役立ちます。
この記事では、Pythonのoct()
関数について詳しく解説し、初心者でも理解しやすいプログラム例を交えて説明します。
oct()関数の概要
oct()
関数は、10進数の整数を8進数の文字列に変換するための組み込み関数です。
8進数は基数(数値の基本単位)が8で表されるため、0から7までの数字しか含みません。oct()
関数を使用すると、10進数を8進数に変換できます。
oct()関数の引数
関数の基本的な構文は以下の通りです。oct()
oct(number)
number
: 8進数に変換したい10進数の整数です。
oct()関数の戻り値
oct()
関数の戻り値は、指定した10進数の整数を8進数の文字列として表現したものです。
oct()関数の具体的なプログラム例
ここでは、具体的なプログラム例を通じてoct()
関数の使い方を説明します。
# 10進数から8進数への変換
decimal_number = 42
octal_number = oct(decimal_number)
print("10進数:", decimal_number)
print("8進数:", octal_number)
#実行結果
# 10進数: 42
# 8進数: 0o52
この例では、decimal_number
変数に10進数の整数42
を格納し、oct()
関数を使用して8進数に変換しています。
Pythonでは8進数を表すために0o
接頭辞が使われます。
oct()関数の応用
oct()
関数は主に10進数から8進数への変換に使用されますが、他の基数から8進数への変換も可能です。
以下はその応用例です。
例①
# 他の基数から8進数への変換
binary_number = 0b101010
octal_number = oct(binary_number)
print("2進数:", bin(binary_number))
print("8進数:", octal_number)
#実行結果
# 2進数: 0b101010
# 8進数: 0o52
この例では、binary_number
変数に2進数の整数0b101010
を格納し、同様にoct()
関数を使用して8進数に変換しています。
例②
hexadecimal_number = 0x2A
octal_number = oct(int(hexadecimal_number))
print("16進数:", hex(hexadecimal_number))
print("8進数:", octal_number)
#実行結果
# 16進数: 0x2a
# 8進数: 0o52
このコードでは、hexadecimal_number
変数に16進数の整数0x2A
を格納し、int()
関数を使用して整数に変換した後、oct()
関数を使って8進数に変換しています。
oct()関数は8進数への変換に便利に使っていけるんですね!
2進数や16進数を取り扱う場面はあるんですが、8進数を取り扱う機会はいままで少なかったので助かりました!
そうですよね!
8進数を使う場面は2進数や16進数を使う場面よりは少ないと思いますが数値の基数変換はを自由にできるとデータの取り扱い方も工夫できる場面が多いです!
ぜひ工夫しながら使ってみてください!
まとめ
この記事では、Pythonのoct()
関数について解説しました。oct()
関数は、10進数を8進数に変換するために使用され、数値データの変換に役立ちます。
初心者向けに理解しやすいプログラム例を通じて、oct()
関数の基本的な使い方を学びました。
異なる基数間での変換においても応用できるため、数値操作において有効に使っていただければと思います。
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