Pythonの組み込み関数である
関数の全ての引数、戻り値、具体的な使用例について解説します。ord()

どうも、こんにちは!!
今日知りたいのは組み込み関数のord()
関数についてです!

ord()
関数は文字をUnicodeコードポイントに変換するための便利な関数なんです!
具体的なプログラムも見ながら詳しく学んでいきましょう!
Pythonは、文字列を操作する多くの組み込み関数を提供しています。
その中で、ord()
関数は文字をUnicodeコードポイントに変換するための便利なツールです。
この記事では、Pythonのord()
関数について詳しく解説し、初心者でも理解しやすいプログラム例を提供します。
ord()関数の概要
ord()
関数は、指定された文字のUnicodeコードポイント(整数値)を返します。
Unicodeは、世界中のほぼすべての文字を表現するための文字エンコーディング方式であり、PythonはUnicodeを内部で使用しています。ord()
関数を使用することで、文字からその背後にある整数値を取得できます。
ord()関数の引数
ord()
関数の基本的な構文は以下の通りです。
ord(c)
c: Unicodeコードポイントを取得したい文字です。通常、文字列内で1文字の文字を指定します。
ord()関数の戻り値
ord()
関数の戻り値は、指定された文字のUnicodeコードポイントを表す整数値です。
ord()関数の具体的なプログラム例
ここでは、具体的なプログラム例を通じて、ord()
関数の使い方を理解しましょう。
char = 'A'
code_point = ord(char)
print(f"文字 '{char}' のUnicodeコードポイントは {code_point} です。")
#出力結果
# 文字 'A' のUnicodeコードポイントは 65 です。
この例では、char
変数に文字'A'を指定し、ord()
関数を使用してその文字のUnicodeコードポイントを取得しています。
結果は、文字 'A' のUnicodeコードポイントである 65
です。
ord()関数の応用
ord()
関数は、文字からUnicodeコードポイントへの変換に使用されますが、これは多くのアプリケーションで役立ちます。
例①
word1 = "apple"
word2 = "banana"
if ord(word1[0]) < ord(word2[0]):
print(f"{word1} は {word2} よりも前にあります。")
else:
print(f"{word2} は {word1} よりも前にあります。")
# 出力結果
# apple は banana よりも前にあります。
このコードは、2つの文字列を比較し、最初の文字のUnicodeコードポイントを使用して大小関係を判定します。
例②
words = ["apple", "banana", "cherry", "date"]
sorted_words = sorted(words, key=lambda x: ord(x[0]))
print(sorted_words)
# 出力結果
# ['apple', 'banana', 'cherry', 'date']
このコードは、リスト内の文字列を最初の文字のUnicodeコードポイントをキーにしてソートします。
結果は、Unicodeコードポイントに従って並べ替えられた文字列のリストです。

ord()関数でUnicodeコードポイントへの変換ができるんですね!
文字として1文字だけを引数としてわたすのがポイントですね!

その通りです!
1文字だけ渡すという点だけ注意してもらえれば応用で紹介したようなUnicodeコードポイントの比較やソートなど利用範囲は広いんですよ!
まとめ
この記事では、Pythonのord()関数について解説しました。
ord()関数は文字をUnicodeコードポイントに変換するために使用され、文字列操作において有用なツールです。
初心者向けのプログラム例を通じて、ord()関数の基本的な使い方を学びました。
Unicodeコードポイントは、文字データを処理する際に便利な手法であり、Pythonの多くのアプリケーションで活用できますので利用してみてください!
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