Pythonプログラミング初心者に向けて文字列と数値の出力について詳しく説明します。
今後もPythonの基本的な使い方から詳しく連載していきます。
連載を読んでPythonプログラマーへの一歩を踏み出しましょう!
これまで「文字列」の出力を勉強して、数値演算子を使った計算結果の「数値」を出力しました!
計算の「数値」出力と「文字列」の出力にどういう違いがあるのか知りたいですね!
確かに違いが分かりにくいかもしれないですね。
例を出しながら違いを見ていきましょう!
これまでの以下の記事も参考にしてくださいね!
2つのコードの違いは?
まず、以下の2つのprint文を実行してみましょう。
# ①数値の計算「1 + 1」の結果を出力
print(1 + 1)
#①実行結果: 2
#②文字列として「1 + 1」を出力
print('1 + 1')
#②実行結果: 1 + 1
2つのprint文の実行結果の違いがわかるでしょうか?
①のコードは前回の数値演算子を使った計算のように計算結果が出力されています!
でも②だと計算されずに「1+1」のまま出力されていますね..
その通りですね。
実は①では「数値」として扱っているから計算結果が出力されるけれど、②では「文字列」として扱っているから文字としてそのまま「1+1」が表示されるんです!
①の1+1は「int型(整数値型)」という数値を扱うデータとして処理されます。
一方、②の'1+1'は「str型(文字列型)」という文字を扱うデータとして処理されます。
データの型については別途、これからの連載の中で詳しく紹介していきます。
ひとまず、今は
・数値計算したい時は"(ダブルクォーテーション)や'(シングルクォーテーション)で囲まない。
・文字として出力したい時は"(ダブルクォーテーション)や'(シングルクォーテーション)で囲む。
といった理解で大丈夫です。
数値と文字の違いがイメージできましたか?
それじゃあ続けて以下のコードで理解を深めますね。
実行結果がどうなるかわかりますか?
print("5 - 4")
print(5 - 4)
1つ目のprint分は文字列としてそのまま計算されますね!
2つ目のprint分は数値だから計算した結果が表示されます!
#実行結果: 5 - 4
#実行結果: 1
その通りですね!
とっても良く理解できてます!
それではこれまでの内容を以下の問題でおさらいしてみましょう!
確認問題
以下をprint関数で出力してください。
①「3 * 2を計算しましょう」と出力しましょう。
②「3 * 2」と文字で出力しましょう。
③「3 * 2」を計算して出力しましょう。
これまでの解説を振り返りながら頑張ってみてくださいね!
下に解答例を記載しているから参考にしてほしいです!
確認問題 解答例
以下が解答です。実際に自分で書いて実行してみましょう。
#「3 * 2を計算しましょう」と出力
print("3 * 2を計算しましょう")
#「3 * 2」と文字で出力
print('3 * 2')
#「3 * 2」を計算して出力
print(3 * 2)
#実行結果:
# 3 * 2を計算しましょう
# 3 * 2
# 6
①~③までひとつずつ実行していくのが良いですね!!
解答と比較して理解を深めますね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は数値と文字列の取り扱い方について詳しく解説しました。
次回からはPython初心者に変数について、詳しく解説していきます。
お楽しみに!
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